【無料オンラインセミナー】「招待講演:ESRによる電子線照射で生成したラジカルの観測」

セミナー

2024年03月28日

株式会社NHVコーポレーション(本社:京都市右京区、社長:重田悦雄)は、2024年3月28日(木)に招待講演「ESRによる電子線照射で生成したラジカルの観測」 をオンラインにて開催いたします。
電子線加工は高速電子(電子線)のエネルギーを利用する改質方法です。素材に化学反応を引き起こし、高分子材料の耐熱性向上、塗料や樹脂の硬化、親水性機能付加、殺菌・滅菌など様々な用途で利用されています。
今後も電子線加工の様々なテーマを取り上げた無料オンラインセミナーの定期的な開催を予定しています。
詳細については、別途お知らせを掲載いたします。


「招待講演:ESRによる電子線照射で生成したラジカルの観測」開催概要

概要

電子線架橋やグラフト重合などの反応の起点は、電子線照射により生成するラジカルであり、ラジカルの量や経時変化を調査することは、反応のメカニズムや効果を解析するうえで重要な手がかりとなります。
本セミナーでは、京都工芸繊維大学 材料化学系 坂井 亙教授より、電子スピン共鳴装置(ESR)の概要と、それを用いた、高分子への電子線照射により生成したラジカルの観測事例など、高分子材料のラジカル反応に関する解析について解説いただきます。

こんな方におすすめです!

  • 電子線加工技術に興味がある
  • 高分子材料のラジカル反応の解析に興味がある
  • 電子線照射におけるラジカルの挙動に興味がある

実施概要

日時
2024年3月28日(木)11:00~12:00(講演30分+質疑応答)(接続開始 10:45~)

参加費、会場
無料、Zoomウェビナーを使用したオンライン開催(事前登録制。セミナー前日の3月27日までにご登録願います。)

対象
電子線加工について知りたいお客様、電子線照射を検討しているお客様、電子線照射装置(EPS)導入検討中のお客様、電子線照射装置を利用しているお客様

その他
講演後、講師によるライブでの質疑応答を実施致します。
なお、日本語のみでの開催になります。

登壇者
坂井 亙氏
国立大学法人 京都工芸繊維大学
材料化学系 教授

ご略歴
京都大学大学院にて博士号を取得され、1994年に京都工芸繊維大学の助手に着任。2001年より1年間、アメリカ合衆国標準技術研究所の在外研究員として滞在され、2007年に准教授、2021年に教授にご就任されています。
高分子材料の改質や劣化におけるラジカル反応の解析がご専門です。

 

申込み期間(セミナー前日の3/27(水))を終了いたしました。


[本件に関するお問い合わせ]
株式会社NHVコーポレーション EB加工部 セミナー事務局
TEL:075-864-8815
こちらのフォームよりお問い合わせください。